SSブログ
Friday April 29 2016 category:

太陽がいっぱいとポーの一族

いつも更新を楽しみにしている
文庫で読む文学全集さんのところの記事で
5/10 河出文庫
・太陽がいっぱい
・贋作
がニューリリース(というか復刊というのか)だという情報をいただきました!
いやっほーーー!!!!!!!!!!!!
うれしいよー!

これは5/10までは「キャロル」を繰り返し読んで、こう高めておかねばなるまい(なにを?)


映画版「太陽がいっぱい」は、アラン・ドロンの野心的な、そら恐ろしいほどの美貌に圧倒されて、初見からずっとずっと大好きな映画なのですが、これに原作があり、また、原作のラストは全く異なるものであるということはかなり後まで知らずにおりました。
あるとき、パトリシア・ハイスミスの原作がある、と聞いて書店を回って探してみたのですが、店頭にはなくてがっかりした記憶があります。
確か、注文してみたのですが、『重版予定がない』と言われて断られたんだったような…


90年代もわりと「(日本で)マイナーっぽい海外作家の本」っていうのは一期一会で、出版された直後、見かけた時にすぐに買わないと、手に入れにくいものでした。
今も紙の本はそういう傾向だし、さらに拍車がかかってますけれど、kindleのような電子書籍で読むことができるようになっているので、媒体を気にしないなら手に入りやすくなりました(全部ではないですが)

でも、私はやっぱり本はできるなら紙でほしい!
物語ならなおさら、紙がいいのです。
電子書籍だと物語世界に没入できないのです。
紙ほど操作に慣れてないからなんだろうな(ババアなんで)…と思うのですけれど。

というわけで、太陽がいっぱいと贋作の復刊はとても嬉しいです。
踊りだしちゃうわー。

太陽がいっぱい (河出文庫 ハ 2-13)

太陽がいっぱい (河出文庫 ハ 2-13)

  • 作者: パトリシア・ハイスミス
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2016/05/10
  • メディア: 文庫

贋作 (河出文庫 ハ 2-14)

贋作 (河出文庫 ハ 2-14)

  • 作者: パトリシア・ハイスミス
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2016/05/10
  • メディア: 文庫
なんか…表紙のデザインがすごいな(笑)

キャロル (河出文庫)

キャロル (河出文庫)

  • 作者: パトリシア ハイスミス
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2015/12/08
  • メディア: 文庫




復刊といえば

ポーの一族 復刻版 限定BOX: フラワーコミックススペシャル (特品)

ポーの一族 復刻版 限定BOX: フラワーコミックススペシャル (特品)

  • 作者: 萩尾 望都
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2016/05/09
  • メディア: 新書

だけじゃなく、新作登場ですよ!

萩尾望都「ポーの一族」最新作 フラワーズ7月号(5/28発売)に登場!!
http://flowers.shogakukan.co.jp/news/news_anniversary_2.html

poe2.jpg
[コピーライト] 萩尾望都/小学館


萩尾先生ありがとうございます。
ああ本当に生きていてよかった…

1944年の話だそうで、『エディス』より前なので、エドガーがいったいどうなったのかは謎のままですけれど…
(アランは消滅して、エドガーは生き残った…というのは残酷すぎてつらい…でも、続きの構想があるのならメモ書きでもいいから読んでみたいファン心理)
あっ、ということはキリアン(小鳥の巣)の子孫にバンパネラの因子がどうの…という話でもないのね。


5月は楽しみがたくさんでうれしいなー!

武蔵野市立吉祥寺美術館で開催されている
萩尾望都SF原画展 宇宙にあそび、異世界にはばたく
ももちろん行くつもりですし(*'v`)

あとは『萩尾望都作品集~Sanctus』が復刊されたらもういうことないです。
持ってるんだけど、今の解像度で見てみたいのです…
あっ、作品集第3~4期も刊行されてほしい!
ぜひお願いします、小学館さん。
で、2期作品集のように、雑誌掲載時のカラーをすべて再現してください。
それから、Sanctusに収録されている以外のカラーをなるべくたくさん集めて、画集にしてほしいです。
どんな小さなカットひとつでもうれしいです。
紙でもいいし、電子化でもいいです。媒体で文句は言いませんので(;'∀')
チェリッシュギャラリーとかも、形は変わっててもいいので復刊してほしいなー。
萩尾先生以外の先生のチェリッシュギャラリーも、当時は子供で手が出せなかったけど、今なら買えるしほしい!という元少女がたくさんいると思うの…

あれ、いうことは結構いっぱいあった(笑)



タグ:Ringo Books

共通テーマ:

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。