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Thursday June 07 2018 category:

あれこれ たまご


あれこれ たまご (かがくのとも絵本)

あれこれ たまご (かがくのとも絵本)

  • 作者: とりやま みゆき
  • 出版社/メーカー: 福音館書店
  • 発売日: 2007/05/10
  • メディア: ハードカバー


これも関西弁(なのはわかるんですが、詳しい地域はわからない道産子)のリズムが楽しい絵本です。
畳みかけるように"たまご"のおしゃべりが続きます。

なぁ しっとった?  たまごは みんな おぎょうぎ ええねん。
いっつも せいれつ。いっつも せいざ。
とがった おしりが いつも した。

ページをめくって、

たまごには みんな
していせき あるねん。
スーパーで いちばん ええ ばしょやで。
いっつも かどっこ。いっつも まんまえ。
おきゃくに いちばん めだつ とこ。

こんな風に子供たちに語り掛けてきます。
お客に買われていった先で冷蔵庫に入れられて、それからいろんな料理に変身します。

ホットケーキ、マヨネーズ(!!!)、玉子スープ、天ぷらの衣、それからそれから…
どの料理に変身するときも、「思いがけないものになったわー」的なセリフを発するのです。
それが愉快で愉快でたまらないし、読み終わった後には何か卵料理が食べたくなる絵本です。

しかし、生粋道産子の私は、この絵本をどんなイントネーションで読んだらいいのかわからなくてですね…関西弁がネイティブの方に怒られるじゃないかというインチキ関西弁(っぽいなにか)で読んでいました(;'∀')ハハハ
北海道弁もTVなどで聞くとたいがい「そうじゃない…」なので、TVや映画などでなんとなく聞き覚えた私の関西弁はさらにひどいものだったろうなあ…と思います。
一度この絵本をネイティブの方に読んでいただけたら、どんなにか楽しい迫力のあるものになるでしょうね。
関西弁が日常語じゃない地方の父母用に、CDが付録であってもいいかもなあ…と思っておりました。
(それを聞いて真似をして読み聞かせをするという…)
まあ、聞いていたのはうちの子だけなので、インチキでも全然かまわないわけですが!


この絵本は関西弁の言い回しの息つぐ間もなく畳みかけてくるリズムが楽しいので、インチキでもきっといいはず!
(多分)

読み聞かせなら 3~4歳ぐらいから
自分で読むなら 年長さんぐらいから



かがくのとも つながりでもう1冊。

おおきな おなべと ちいさな おなべ

おおきな おなべと ちいさな おなべ

  • 作者: 二宮由紀子 ぶん 石倉ヒロユキ え
  • 出版社/メーカー:
  • 発売日: 2001
  • メディア: ハードカバー


大きなお鍋と小さなお鍋が、競い合って(?)お料理するというか、お手伝いをするというか…
まあ普通にお湯を沸かして、いんげんとスパゲッティをゆでるお話なのです。

大きなお鍋にはたくさん水が入るけれども、なかなか沸かない。
小さなお鍋には少ししか水が入らないけれども、すぐに沸く。
小さなお鍋でゆでるものは少量で、大きなお鍋でゆでるものはたくさん。

などどいう感じで進んで行き…最後においしそうなスパゲッティができあがるのです。

もちろん、この絵本を読んだ後のごはんはスパゲッティ。
ビネガーを使った味は子供にはどうも早かったので、ビネガー抜きで(*'▽`)
今なら食べられるかな。
今度家に帰ってきたら作ってみようかしら…すっかりこの絵本のことは忘れているとは思うんですけども。

読み聞かせなら 3歳ぐらいから
自分で読むなら 年長さんぐらいから



かがくのとも といえば、『ばばばあちゃん』のシリーズもいいですよね。
こどものとも と かがくのとも にまたがって活躍する、ばばばあちゃん。
うちの子はどちらも好きでしたがどちらかというと、おはなし(こどものとも)よりも、なにかを作る話(かがくのとも)のほうが好きみたいでした。
くいしんぼうだったのかも。
(というかくいしんぼうだった!)

ばばばあちゃんのアイス・パーティ (かがくのとも傑作集―わくわくにんげん)

ばばばあちゃんのアイス・パーティ (かがくのとも傑作集―わくわくにんげん)

  • 作者: さとう わきこ
  • 出版社/メーカー: 福音館書店
  • 発売日: 1998/05/15
  • メディア: 大型本

そりあそび―ばばばあちゃんのおはなし (こどものとも傑作集)

そりあそび―ばばばあちゃんのおはなし (こどものとも傑作集)

  • 作者: さとう わきこ
  • 出版社/メーカー: 福音館書店
  • 発売日: 1994/10/15
  • メディア: 単行本


幼稚園にばばばあちゃんの絵本がずらり!並んでいて、借りて帰るのが楽しみでした。
(かがくのとも版は数冊買いましたが、彼が高校生になるときに地域の子供たちに読んでほしくて図書館に寄付しました。喜んでくれてたらいいなあ…というわけで、今は手元にないのです…子供が幼稚園年中さんのころから大はまりしました)


タグ:Ringo こどもの本

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