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Friday February 16 2007 category:

夏目友人帳、龍の花わずらい、石に刻まれた時間

夏目友人帳 3 (3)

夏目友人帳 3 (3)

  • 作者: 緑川 ゆき
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 2007/02/05
  • メディア: コミック


緑川さんの主人公は、どんなときにも人を信じる強さを持っていると思う。
この強さが眩しくて、私は緑川さんが好き。
けど、この作品の主人公夏目は、他人を信じていない。
信じたいのだけど、今まで裏切られてきた記憶から臆病になっている。
今までの作品の女の子(主人公)の想い人だった男の子たち、夏目はその子たちの系譜なのかも。
緑川さんの作品では、「他人を信じる強さを持った」女の子に癒されるというか、感化されていく男の子というのが、裏テーマみたいにしてあった。
夏目には今のところ強い力を持った女の子はいない。
そのかわり、やっぱり誰か人の子を信じている妖怪たちが出てくる。
その妖怪たちが、夏目にかかわってきて夏目に他人を信じる力を分けてくれる…
という話だと思って私は読んでるのですけど、全然違ってたりして(恥





龍の花わずらい 3 (3)

龍の花わずらい 3 (3)

  • 作者: 草川 為
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 2007/02/05
  • メディア: コミック


いやもうとにかくクワンが好きで。
このままクワンとくっついてくださいと祈りながら読んでいるですよ。
ルシンフラグが立ちそうな度、身悶えしてます…
同じ作者の『十二秘色のパレット』も大好きなんですが、龍のほうがどっちとなのか見えない分、気になるのです。
草川さんは、細部まで草川さんの美意識が行き届いた画面が、それはもう好きで好きで。
妙にシビアな台詞などにもよく撃ち抜かれています…




石に刻まれた時間

石に刻まれた時間

  • 作者: ロバート ゴダード
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 2003/01
  • メディア: 文庫


ゴダードには『千尋の闇』を初めて読んだときからやられています。
私の本来の好み(正義は勝つ!愛は何より強い!)からは大きく隔たった作風なんですが。
が、この作品は納得いかなすぎですよ~!
おもしろいという点では、掛け値なしにおもしろいのです。
が~~~~~~!

:以下、ものすんごくネタバレしてますので、未読の方は読み飛ばしてください。
読んでもいいという方はお手数ですが反転させて読んでくださいませ。

ルーシーがトニーに執心するのが唐突すぎ。
というか、ゴダードらしくもなく、プロットのためのルーシーの恋心って感じがするのです。
そういった違和感を含めてのポズナンの建築物の魔力ってことなのかもしれないですけど。
つか、トニーがあっさりマリーナを忘れるのが許せん~~~~!!!というのが正直なところかも。
ゴダードの主人公なら、もうちょっとマリーナを引きずってほしいのですよ。
トニーの陰の部分が物足りない(酷


ponji 唐突にぽんじの羽
島をお雛祭り仕様にチェンジ♪
この子は女の子(らしい)ので、きっとお雛祭りを待ち遠しく思っているでしょう。
それにしても、屏風がほしい…と思ったことでした。

タグ:Ringo Books comics
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