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Thursday June 28 2007 category:

子供が育つ魔法の言葉

子どもが育つ魔法の言葉

子どもが育つ魔法の言葉

  • 作者: ドロシー・ロー ノルト
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 1999/09
  • メディア: 単行本
こう当たり前のことが書いてあるんだけれども。
かっとなって怒鳴らない、とか、相手の心を思いやる、とか、楽しく、広い心で育てる、とか。
このとおりにすべてができたら、どんなに楽だろうな…
たぶん誰だって、どんな親だって、自分の子供を怒鳴ったり叱ったりいらいらしたりして育てたいなんて思ってない。
いいところは誉めて伸ばして、悪いところは怒鳴らずに諭して直したい。
誰からも好かれる、優しい子供になってほしい。
それができたら苦労はしないんだぁ~

幼稚園くらいまでは確かに楽でしたとも。
おおむね、この本に書かれていることを実践してきましたとも。
確かに怒らずにすむ子供でもあったし。
『うちの子は思いやりがあるいい子だし、顔もかわいくて(←このあたり馬鹿親)、ほんと天使かも~(←馬鹿すぎる…)』と勘違いしていましたとも。
もうねぜんぜんちがくて(顔はともかく←まだいうか)。
お友達に言われるまま、おもちゃだのおやつだのをあげてたのは、単に気が弱かったのと「ひとに(貸して)あげたら自分の手元には残らない」ということに気づいてなかっただけだったのでした…
幼稚園入って何度泣いたことか(親が)。
諭したくらいでいうことを聞いてくれるなら、何の苦労もないのです。
ちっとも親は悩まないのですよ…

幼稚園時代にこの本を読み返したとき、怒りと情けなさで泣いた。
どうして、まっすぐ育たないんだろう。
一生懸命やってるのに、なぜちっとも結果がでないの?
自信がないときに読むと、もう自分のすべてが責められているようでつらかった。
で、それ以来本棚の奥底に封印されていたですよ。

最近ふと思い出して読み返しつつあるのだけど、いくぶん冷静に読めるようになっていた。
内容にうなずくことができる。
もう、自分が責められている気持ちはしない。
相変わらずいろんな欠点はあるのだけど。
彼は彼なりにがんばって生きてるんだな(笑)って思えるようになった。
子育てって、もっとなが~~~~~~~~~~~~いスパンで見ないとだめなんだな。
今蒔いた種がいつかどこかで芽を出すと信じてやってかないと…やってらんないよ!
ほんと、もうね…
男の子ってどうしてこう暴れん坊なんだよぅ~~(TдT)
ギャングエイジって、いったいいつ終わるんだよ~!

親ももうちょっとがんばろ…と思った1日でした。


ハーボットの調子が悪かった!
会いに行ったらあえないのってさびしいじゃないか(´Д⊂ヽ


タグ:Books Ringo 親の本
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くるにあ

親になった瞬間から抱える 「一番厄介で、一番長い」 問題ですもんね。 私にも幼稚園、年長さんの男の子がいますので(ってこりゃぉぃ!ブログでは初告白ですよ!)お察しします。

でも ”お母さん目線” と ”お父さん目線” では多分子供の見える部分が違うんでしょうね。 だから(かどうか分かりませんが)教育論(書)みたいのは読まないようにしています。 なんか 「理想論だけ」 掲げて現実にぶち当たる直面的な部分が(意図的に)隠されているような気がするからです。 

「オレん家ルール」 みたいので良いんじゃないかと思います (他者との比較をしない、という意味でです)。 ただあまりにも 「オレん家」 で利己的/自己中心的なのも困りますけどね・・・
by くるにあ (2007-06-28 18:18) 

香時

年子のと15才年の離れたの、弟が2人います。
大人げなくも? 下のチビ助と兄弟ゲンカを繰り広げる毎日です。
どれだけ年が離れてようが、姉は姉であって親ではないので、「あたしの子じゃないもーん。子育てする義務はないもーん」とかほざいてますが……。

言葉が遅いのですけど、その分動いて自分の欲求を満たそうとするので、「上のはどっちもこんなんじゃなかった!」と母は嘆いています。
by 香時 (2007-06-29 03:26) 

りんごあめ

>くるにあさま
おお~!親仲間w 先は長いですよねw
一緒にがんばりましょう♪

確かにお父さん目線とお母さん目線は違いますねぇ。
うちの場合、お父さん目線はよく言えばおおらかで、悪く言えば大雑把w
一番悩んでたころはその大雑把さが許せなくて、大喧嘩になったり、こいつ親の資格ないよ!と思ってたりw
でも、今になって振り返ると、おおらかさに救われてた部分があるんですよね、私も子供も。
けどやっぱり今でも、もう少し私の気持ちを斟酌してくれてもよかったんじゃないの?!という、恨みは残ってますw

>「理想論だけ」 掲げて
わかる気がします。がんばってるのにそのとおりにできない自分を責めずにいられるなら、こうなれるようにがんばろって思える、いい指針になるんですけどね…
思いつめてるときに読む本ではないな…とは思います。

他者との比較をしない、難しいですけど、やっぱり基本ですよね。
その子なりのいいところを伸ばしてやりたい。
いやほんと日々忍耐と努力です…
返してもらうものも大きいですけどね。
by りんごあめ (2007-06-29 08:56) 

りんごあめ

>香時さま
いいお姉さんです~!
本気で喧嘩してくれるのはうらやましいです!
兄弟姉妹が本音でぶつかれるのはいいことだって思います♪
そうですよ、お姉さんは母じゃないんで、しっかり子育てしてるお母様がいらっしゃるんですもん、どーんと兄弟喧嘩しちゃっていいんではw

兄弟喧嘩ができる子とできない子では、外での人間関係に影響が大きいんじゃないかなーって、最近うちの子を見てると思います。(うちは一人っ子なんで、兄弟喧嘩は絶対無理…)
ここまでやっても(言っても)仲直りできる、という経験値が不足しているんで、何やられてもがまんしようとして…がまんできなくなると、突然きれる。
喧嘩して、許して、許される…っていうのはとっても大きな財産だと思います。
香時さんの弟さんがうらやましい。
ぜひうちの子も仲間に入れてやってくださいw(←親馬鹿すぎ^^;)
by りんごあめ (2007-06-29 09:14) 

くるにあ

http://www.nippon-animation.co.jp/na/mamapoyo/index.htm
↑これを思い出しました。 これ、見てた時は子供まだいませんでしたけどね・・・ でもこの後書籍版を買い求めました。 なんか 「なりふり構わず!」 てところが育児論的な胡散臭さが無くて買っちゃいましたね。 

いまちょっと調べたんですけどこれはほとんど ”売り切れ” 状態でした。
DVDーBOXセットはまだ売っているようですが・・・
by くるにあ (2007-06-29 14:29) 

toyo

コメントさせていただきます。
私も3人の子どもの親ですが、基本的に教育なんてしたことないのです。
だってよく考えれば「大人は子どもの成れの果て」ですからね。教育なんておこがましいと思っています。
子どもはおかあさんのお腹の中にいるときは一心同体かもしれませんが、出た瞬間から二心異体です。どんなに小さくても人格をもった人間です。ですから、一個の人間としてつきあってきたつもりです。当然、いろんな軋轢やけんかもあります。それが当たり前だと思います。
子どもと大人の違いは単に「経験が豊富」か、そうでないかだけです。そして、ではその経験は子どもに自慢できる経験かといえば決してそうではないのですから。それなのに子どもに説教なんかする気にはとてもなれないのです。
たとえば、不謹慎な言い方ですが、親のレベルが「上、中、下、」の中だとして、子どものには「上」に育って欲しいと思っても絶対不可能です。唯一の例外的方法、それはダメな親の姿をさらして「こんな親にはなりたくない!」と子どもに思わせること。これ以外ありません。
・・・というわけで、「子どもなんかどーでもいい!その前に自分の生き様をしっかりさせろ!」・・としか私は考えてきませんでした。
そして、未だに私は生き様を模索中です。情けないったらありゃしない大人のままです。だから、りんごあめ 様、今のままで充分OK!ですよ。
(生意気いってごめんなさいね。)
by toyo (2007-06-29 21:50) 

toyo

ちょっと書き足らないことがありましたので、しつっこいようですが・・・。

子どもは「親の言うことはきかなくても、親のすることはしっかり見ています。」私は無様な人間ですが、無様なままの姿を子どもから隠そうとは思いません。隠したってバレるからです。それに感情にまかせてモノをいうことは極力控えてきましたが、それでも「叱る」じゃなく「怒る」こともあります。いけないことです。でも、いーじゃないか、とも思います。だって、それが人間ですもの。
そういったありのままの自然体で接すれば、伝わっていないようでも実はちゃんと子どもには間違いなく伝わっています。子どもには悪魔と天使の両面があります。でも、それは大人だって同じこと。りんごあめ様は大変な読書家ですが、その姿だけでも子どもさんにとってものすごいプラスなことだと思います。
意味がわからないかも知れませんが、とにかく本好きにさえさせれば、間違いなくほっておいても子どもは自分で人生切り開いていきます。だから無責任のようですが、全く今のままで問題なし!です。間違っても自分を責めないように!(しつっこくて、ごめんなさいね)
by toyo (2007-06-29 23:06) 

りんごあめ

>くるにあさま
ママぽよ、なるほど~そういうお話なんですね。今度読んで(観て)みます。
一番苦しかったときにそちらに出会っていれば、少しは違っていたかも…

そういえば、子供が出てくる漫画をよく読みました~。(今でも読みますけどw)
少女漫画にはいろいろあるんですけど、少年漫画にはないですよね~。
むしろ男の子の心理を知りたいんで『努力、友情、勝利』もいいですけど、小学生の男の子がいったいなにを考えて生きてるのか、漫画(小説でもいいんですけど)になってくれないかなーと思ってます。
学年誌(小学○年生ってやつです)の漫画すら、女の子向けのは心理描写メインで、男の子向けなのは努力、友情、勝利なんですよ。
おもしろいですね…って、話がずれましたw
by りんごあめ (2007-06-30 21:23) 

りんごあめ

>TOYOさま
子供とお母さんは二心異体…
そうですよね、そうなんですよね。
さびしいな…って思っちゃうあたり、かなり危ない母親ですね。
イカンイカン…
とはいえ、子供はものすごい勢いで親の手から離れつつありまして…
子供だけの世界に親は入っていけないことが多々あって、さびしいなーと思いつつも平気な顔のふりをしています。
ふりをしているだけなのも、たぶん子供には見抜かれているんでしょうけれど。
↑このへんがだめだめ親だなと思う所以その1です…

私が本好きなせいなのかどうか?、子供も本は大好きなようです。
ゲームも大好きですけれど(私も大好きなので、なんともいえません…)。
親が与えてあげられない世界を、本から得てくれればいいと思ってます。
私も本にはとても大きな力があると思ってます。小さな子供には特に。
いろんな世界や人生や可能性があると知るだけでも、子供にとってはすばらしいことなんじゃないか、ってこっそり思ってます。
旦那は(うちの子供は)「本ばかり読んで外で遊ばない」って嘆いてますw

>「親の言うことはきかなくても、親のすることはしっかり見ています。」
ああ~これはもうしっかり心に刻み付けておかないと…
だらしなーいところばかり覚えられてても…まずい!なんて…w
↑だめ親な所以その2…orz
というのはおいといて。
きっと感情にかられて、叱るじゃなくって怒るになってしまっても、きっと子供には通じますよね。
もちろん、怒るじゃなくて叱ったほうがいいんでしょうけれども。

出産したばかりのころ、母に、「つらいときは子供の寝顔を見なさい。元気が出るからね」といわれました。
確かにそのとおり~~~なんです。
でもあと何年寝顔を見させてくれるんだろ…
子供の成長って楽しみでもあり、ちょっぴりさびしくもあり…
あ~~~過干渉じゃない親になるって難しいです。


>みなさま
みなさまからいただいたコメントに、泣いたり、笑ったり、考えたり。
とっても励まされました。
ここには書ききれないほどいろんなことを考えました、というか、考え中です。
ありがとうございます♪
なんかほんとblog書いててよかったーと思いましたです。
by りんごあめ (2007-06-30 22:23) 

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