Sunday July 10 2016 category:映画/TV
Carol
映画は、もう何をどう語っていいのかわかないほど好きすぎます。
映像が美しすぎるし、キャロル役のケイト・ブランシェットも、テレーズ役のルーニー・マーラーもはまり役過ぎて、観ているうちにこの二人はこの世のどこかに存在したんじゃないか、と思ってしまうくらい。
テレーズの初恋の初々しさがかわいらしくも残酷に、1950年代アメリカの女性同士の恋愛が社会的にどういった決着をみるかということを知っているキャロルを惹きつけていく。
二人の間の空気は、いつか破局を迎えて壊れるんじゃないか…という悲劇の予感をたたえて、いま、この瞬間は幸せなのにどこか脆そうで儚い。
恋が叶った歓喜の絶頂と、その後に直面する絶望的な現実。
同性同士の恋を得るためには、周りからの偏見に耐えなければいけないという悲しい時代。
ラスト、テレーズの決意と、キャロルの笑顔がもうね…
私の貧弱な語彙では魅力を伝えきれません。
未視聴の方はぜひ!!ぜひ!!!!!
あっ、映画版のほうのレビュー?で、これにとても感銘を受けたので興味があれば…
町山智浩 映画『キャロル』と原作者パトリシア・ハイスミスを語る
というのが映画の感想で、原作本はもっと暗い。
テレーズは終始うじうじしてるし、いろいろ自分に自信がなさ過ぎて読んでいてつらい。
キャロルがいったい何を考えているのか、というキャロル側の視点は全然ないので、正直キャロルがなぜテレーズに惹かれたのかもよくわからない。
クリスマスカードのお礼の昼食時には、(それなりにでも)惹かれていたんだろうか。
謎。
しかし、原作はどんどん暗くなっていくトンネルの中を進んでいってからのラスト、あの希望がね、とてもいいです。
映画版よりも穏やかな幸せ…といった感じ。
これがバッド・エンドだったら本をぶん投げたくなっただろうな。
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