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Wednesday May 02 2007 category:

読書の楽しみ

このあいだ、唐突に子供が"ダレン・シャン"にはまりました。
今までゾロリシリーズばかり読んでいたのに、あんな字ばっかりの本読めるのかと思ったら、1冊3時間?くらいで読んじゃう。
その集中力ったら、おやつだと呼ぼうと、暗いから電気つけて読みなさいと言おうと、生返事すらしないほど。
たぶん親の声も含めて、周りの音が聞こえてないんじゃないかな。
で、それを見ていて小さいときの読書ってあんなだったなーと懐古してたら、旦那がそれってどんな読み方なの?と聞いてきたですよ。

それに対する私の答え。
本を開いて1行目を読み出すと同時に、自分が消えてしまう。
特に小さいころは、現実の世界も消えてしまっていた。
登場人物の誰かに感情移入するわけではない。
漠然とした世界イメージは浮かぶけど、いちいちあれこれ想像しながら読んでいるわけではない。

あ、でも感情移入しなかったっていうのは大げさかも。
もちろん主人公が困ったり、怒ったり、悲しんでたりすると、それなりにそういう気分にはなるですよ。
けど、それより話がどう続くのかのほうが重要だったですよ。

今はもう、そういった読み方はできなくて、読みながらあれこれ考えちゃうんだけど。
「こういう言葉の使いかたっておもしろいな」とか「このエピソードどっかで読んだことあるぞ」とか。
翻訳ものなら「この言い回し原文だったらどうなんだろ」とか、「あーこの翻訳者さんとは相性悪いな」とか。
もっと単純に「これはおもしろい!」「つまんねー!!」とか。
本を読むことは今でもとても楽しいんだけど、本との一体感があった小さいころのほうが楽しい読書だったなと思うです。
今、子供が昔の私のような本との蜜月wを楽しんでいるなら、十分に楽しめー!と思う反面、ちょっとうらやましかったり。

ああいう読書は多分10代のころが最後だなー。
グイン・サーガ(あのころは傑作だと信じていた…というか、40巻くらいまでは今でも傑作だと信じてたり)、おもいでエマノン、美亜へ贈る真珠、夏への扉、10月1日では遅すぎる、銀河ネットワークで歌を歌ったクジラ、未来視たち、歌う船、たったひとつの冴えたやりかた、アンドロイドは電気羊の夢を見るか、ニューロマンサー、スは宇宙(スペース)のス…
ほとんどハヤカワwていうかSFばっかりww
そういやこれらの本て、今でも本棚の中でとてもいい位置に並べられてるかも。
グインはダンボールにしまっちゃったけど。

ダレン・シャン 1 (小学館ファンタジー文庫)

ダレン・シャン 1 (小学館ファンタジー文庫)

  • 作者: ダレン・シャン
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2006/07/15
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

タグ:Ringo Books
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コメント 2

nico

活字嫌いなワタシもハリーポッターだけはまってます。
あとは最終巻のみ。....(。。)フンフン..
by nico (2007-05-12 09:04) 

りんごあめ

> nicoさま
おー!ハリーポッターもおもしろいですよね!
そうか、もう最終巻なんだ…
by りんごあめ (2007-05-13 17:24) 

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