おんなのえつせんす
北海道神宮祭、中島公園会場(といっていいのか?)にあった小屋。
おんなのえつせんすって。
まんげきょ屋って何?
おでんの文字が気になる。(どこかに喫茶店とも書いてあった。中で食べられるの?)
字体とのマッチ具合がまたたまらん感じ…
というのが第一印象で。
なんなのか気になって近寄ってよく見てみる…
どんな小屋だったのかというと、いわゆる見世物小屋ってやつです。
口から蛇を出す女!とかそういうの。
見世物小屋って"絶対に入っちゃいけないもの"という刷り込み(親からきつくいわれ続けていて罪悪感がある)があって、今回も入れなかったし、大体ショーそのものを見たいわけでもなくて。
ただキャッチコピー?のセンスとか、「お別れの言葉」の文章のリズムとかに、惹かれる何かがあったですよ。
呼び込みの口上もこんな感じだったけど、周りのお化け屋敷や、オートバイサーカスに比べて今ひとつやる気のない感じ…(時間帯によるのかもしれないけど)
そこで私はその場を離れたのです。
でも、気になる…
戻って写真を撮ってみる。
昔の見世物小屋とはぜんぜん趣が違ってるなーというのを強烈に感じた。
なんというか、あっけらかんとしている感じ。
(いったことないけど)話に聞く、ストリップ小屋に通じるような何かを感じましたよ。
あるいは、'70年代の日活ポルノ?(見たことないですよ、今まで読んだものから得た印象)
あっけらかんとしてるとしている底辺に、そこはかとなく悲しみがあるというか。
いや、ストリップにせよ、上記の小屋にせよ、私の考えすぎってかよけいなもの入れすぎなのかもしれません。
実際には見ていないから。
何か書くには実際に見ないとやっぱり無理なんだなーと痛感…
もうまんげきょ屋は見に行かれないので、ストリップ小屋かな。
や、でも、ストリップ小屋に行って何を見てくればいいのかと思ったり。
自分の思った世界かどうか?
それって踊り子さん?的にはどうなの?
お金払えばお客さんだから、何を目的に来られたって、どうでもいいのかな。
というか、そこまで考えないか、普通。
それよりも何よりも、そこまでして経験すべきものなのか、自分にとって。
ということをぐるぐる考えてた1週間。
なんていうか自分発見。
自分の中にはこういう部分もあったんだな…
うちの親がとっても嫌いそうな興味本位な私。
でも、実際職業としている人がいるんだから、見たっていいんじゃないの?と思う私。
だけど自分の子供が見たいといったら、困るだろうなと思ってる私。
統合できそうもありません。
わけのわからない記事でごめんなさい。
ハイカラな(古い言い方(笑))見せ物小屋ですね。
私の行った事があるのは、昔の紙芝居のような人魚や蛇女の絵が、大きく飾ってあるものです。
親にそういうの見るのを反対された覚えはありませんが、確かに、精神衛生上よろしくないかも(苦笑)。
しかし、好奇心は殺さない方がお薦めです。社会の迷惑にならない限り、好奇心と楽しく暮らしていけたら良いなと思います♪
・・・意味不明コメントかな・・ごめんなさーい(^^;)。
by あこ (2007-06-22 18:30)
「美女同居蛇部屋」 みたいな小屋が大連、労働公園にもありました。 残念ながら本当に美女なのかどうか確認叶わず、しかし・・・まぁ、そうですね。 悪趣味感がどうしても付きまといますよね。 ある種のノスタルジックなイメージも同時に浮かんできますが。
好奇心は、そうですね、私も同感です。 常に持ち続けるのが良いかと思います。 でも・・・「何かを知れば、何かを失う」 という考えも同時に持ち合わせる必要があるかと思います。
・・・って、私もなんか意味不明なぁ・・・
by くるにあ (2007-06-22 20:03)
>あこさま
>ハイカラ
そう、そうなんですよ!
なんかぴったりくる言い回しがあるはずなのに、思いつかなーいともだえてたのですが、「ハイカラ」です。
ハイカラっぽい小屋だったんです!おぉ~スッキリ♪
私が子供のころに見た小屋は「ろくろっ首」とか「へび女」のようなくらーい絵が飾ってあったものです。
純粋な(?)好奇心『ろくろっ首ってほんとにいるの?!』から見たいといった私は、両親からこっぴどく叱られ、それ以来、見たいといってはいけないものでした。
でも今回、あこさんから「好奇心は殺さない方がお薦め」といっていただけて、なんだがすとんと肩から荷物が落ちたような感じです。
見たいと思ってもいいんだ…と、呪縛から解き放たれたような…(大げさ…でもないんですよ、ほんとに)気持ちです。
by りんごあめ (2007-06-22 21:35)
>くるにあさま
おお、確かにそちらもそそられますね。
それにしても、なぜ美女とへびなのか…
これって何かの暗喩なんでしょうかね^^;
確かにエロティックではありますが。
>ノスタルジック
なるほど、そういう感じでもありました!なんとなく、昭和の匂いがしたといいますか…
大人になっていったい何年?というくらいたってましたが、三つ子の魂百までもとはよく言ったものですね。
くるにあさんにも背中を押していただいて、呪縛が解けました。
>「何かを知れば、何かを失う」
そうですね、せめて大切なものは見失わないように生きたいです。
お二方とも、私のしょうもないたわごとを受け止めてくださってありがとうございました。
意味不明だなんて…目からうろこが落ちましたw
by りんごあめ (2007-06-22 21:44)
昔々の話ですが、興味本位でストリップ小屋へ電話をしたら、「外人のストリップやってるから、おいで!」といわれてノコノコ見に行ったことがあります。そしたら下腹の出た中年の外人嬢が踊っていました。で、翌朝、出勤の電車ホームにいたら、向かいのホームにスーツケースを持って地味なスーツを着た外人の女性が・・・どっかで見たことあるなあ?と思ったら前夜のストリップ嬢でした。きっと一人、次の巡業地に行くんでしょう。朝日を浴びたその姿を見たら・・・切ないような、なんともいえない感情におそわれました。・・・・なんて・・若き日の愚かな自分を思い出しました。それ以来私はストリップを見にいったことはありません。(勝手なたわごとでした。)
by toyo (2007-06-23 22:09)
>TOYOさま
それは切ない…
その場面を想像すると、なにやら小説に一場面のような悲哀と妙な明るさ(←通勤のホームだから?)を感じます。
TOYOさんは本当にいろんな体験をなさってるんですね~!ステキだ…
私ももっともっと外にでて遊べばよかったなあ…
by りんごあめ (2007-06-25 09:59)
このまんげきょ屋、昨日東京都府中市にある大國魂神社の「くらやみ祭」で見ましたよ。
白い衣装の、ロックなお兄さんが口上を述べてました。
by リッキー (2009-05-05 23:22)
> リッキーさま
6年たってからのコメント返しでごめんなさい(;´・ω・)
6年前、東京であったなんて!
上記の記事では写真が無くなってる(ソネブロが途中で仕様変更したせいで、もう元データもどっか電子の海に消えていった…)のですが、頭の中にはいまだに克明に焼き付いています。
もう一回見てみたいなあ…
コメントありがとうございました。
by りんごあめ (2015-10-04 03:09)