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Thursday September 15 2011 category:

ルドルフォ

ルドルフォ 1・2 白泉社 図子 慧


先日来、急に図子慧さんが読みたくなって、
 図子慧 週間
を開催していました(*´∀`)

最後に「ルドルフォ」が残ったのでどうしようか悩んだのですが…
結局読んでしまった…!
この本は3巻完結と予告されているにもかかわらず、今チェックしたら初版が1992年なんで、21年(わー…)も3巻だけ出版されていない、未完のSF小説です。



何か大きな戦争とそれに伴う原子炉(多分)のメルトダウンによって荒廃した大地
目的のわからない塔に住む「塔の管理者」ルドルフォと、ルドルフォの元でアシスタント的働きをする番人の少年

塔にはただ二人しか住んでおらず
都市から定期的に物資を運んでくる使者以外、迷信や風土病を恐れて訪れる人もいない

ルドルフォの死
軍人が押し寄せた塔から逃げ出し、得体の知れない悪党に拾われる
都市の支配層である、ある一族の一人がその逃げた少年を探している

ルドルフォの真実は?
少年の正体と未来は?



というところで終わってます。
ルドルフォの正体は明かされないまま終わるかもですが。
だって図子さんだもの(;'∀')



図子さんといえば、

酸いも甘いも噛み分けた青年おじさん含む萌え♡

なんで、「ルドルフォ」にももちろん出てきます。
彼は"カラ"という名で厚生局員なんですが、彼も裏で秘密の仕事を請け負ったりで、のっぴきならない状態に落ち込んでいて、そこで終わってる(´・ω・`)

正直、少年やルドルフォの正体はわりかしどうでもよくて、"カラ"と"カラ"に仕事を委託した青年(少年を助けようとしている支配層の人)がいったいどうなるのか知りたいですねー!

でも今更これが無事完結するとも思えないので、99%ぐらいあきらめていますw


世の中にはたくさん未完の小説がいっぱいありますよね。
もうかなり免疫がつきました…(´;ω;`)





ルドルフォ〈1〉

ルドルフォ〈1〉

  • 作者: 図子 慧
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 1991/09
  • メディア: 単行本



ルドルフォ〈2〉

ルドルフォ〈2〉

  • 作者: 図子 慧
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 1992/05
  • メディア: 単行本



タグ:Ringo Books SF

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