Tuesday September 01 2015 category:本
近況
お盆も過ぎて、北海道はうっすら初秋の気配を感じる今日この頃…
って、例年ならそんな感じなんですが、今年はなんだかまだ暑い…
クーラーつけたい!窓から熱風しか入らないよ!ってほどじゃあないんですが、なんとなくぼんやり暑い。
がんばって夏の名残とどめてます!って感じなくらいは暑い。
8月下旬はもれなく夏バテ気味となる私には、ちょっとつらいです(´・ω・`)
この間はちょっと寒いくらいに気温が下がったのになー。
東京より暑いってどうなの。
久しぶりにblog開いたら、また広告が入っていた…(;´・ω・)
すっかり放置状態のこんなblogに来てくださって、本当にありがとうございます。
夏バテ状態で何をしていたかというと、金田一耕助まつりを開催しておりました。
最近手に入れた本↓
病院坂の首縊りの家(びょういんざかのくびくくりのいえ)
これ、小学生の時に家の本棚で見つけてあまりに恐ろしげなタイトルすぎて、ついこの間までさわれもしなかった本です。
首縊りて…(;゚Д゚)
縊りという漢字がすでに恐ろしい。
杉本一文の表紙絵と相まって怖すぎる。
今の角川の金田一耕助シリーズは、表紙が漢字一文字なので恐ろしさ半減でいいですネ(笑)
未だに怪談とか苦手で、いわゆるジョークサイトすら苦手な私にはこれぐらいがちょうどいいです。
最近話題になってたジョークサイト→人のLINEが覗き見れる!?
LINEいじめのこわさを啓発するサイトなんですが、最後が本当に怖い…
奇妙な婚礼の記念写真の依頼から始まって、風鈴に見立てた生首(!!!!)の飾られた殺人、誘拐された名家の一人娘、薄幸の美少女の失踪、そして迷宮入り…と続き、いったん事件は終結します。
その後、昭和48年に再び事件が起こります。
そののちは息も継がせぬ展開が続き…といきたいところなんですが、結構息継ぎの機会多い(笑)
初期のシリーズから比べるとわりと冗長かな…?
振り返ってみると、この情報は別に必要じゃなかったんじゃ?というのが多かった気がします。
(きちんと読み返したらまた別の感想になるかもしれないけど)
でもこの話、すごく好きです。
金田一耕助最後の事件…ということで、50歳を超えた(!)耕助が切ない。
いや歳とったのが悲しいわけではなくて、私立探偵として深淵を覗き続けた耕助の心がどうにも切ないのです。
耕助は深淵へ堕ちていったわけではないですけれども、こちらにとどまり続けるために支払った代償はいかほどかと思うのです。
下巻の拾遺がもうね、もうね…(;ω;)
悪魔が来りて笛を吹く
金田一シリーズ、悪魔とつくの多すぎ…(;´・ω・)
これも長らく未読だった本。
どの悪魔を持っているのか、本屋で忘れちゃうのよ!(記憶力悪い)
戦後すぐ、いまだ焼け跡ばかりが目立つころ…
とうから没落しかかっていた元子爵家の当主、椿英輔が自殺した。
しかし彼は悪魔として甦り、一族に恐怖を撒き散らす。
元子爵の自殺理由は?
悪魔は椿英輔なのか、それともほかのものなのか?
みたいな話です。
これは没落してゆく元貴族の家の描写がもうとても面白くて。
いくつになってもお姫さまのままの秌子(あきこ/以下秋子と表記)さまとかね。
無能力者のうえ、欲深さから幼児なみの論理を繰り広げる新宮利彦元子爵とかね。
(ちなみに彼は秋子さまの兄)
玉虫元伯爵は、旧字体で玉蟲伯爵と書くとかっこいいけど、新字体だと間が抜けすぎてる…
ここは蟲表記にすべきだったよね、なんでそうしなかったのかね…(´・ω・`)とかね。
悪魔の正体は、勘のいい人なら途中でわかっちゃうだろうというレベル。
(私はわかりませんでしたとも…)
でも謎解きより、貴族の没落描写がメインだからいいのです。(私見)
みそっぱがかわいいという描写に、非常に非常に時代を感じました…
今ならありえないよねえ…
そのほか、
とか
などを再読しておりました。
金田一耕助、めちゃくちゃ面白いんだけど、こればっかり読んでいるとほかの小説が読めなくなるのが難点…
頽廃愉しい~~~から抜け出せなくなるの…(´・ω・`)
って、例年ならそんな感じなんですが、今年はなんだかまだ暑い…
クーラーつけたい!窓から熱風しか入らないよ!ってほどじゃあないんですが、なんとなくぼんやり暑い。
がんばって夏の名残とどめてます!って感じなくらいは暑い。
8月下旬はもれなく夏バテ気味となる私には、ちょっとつらいです(´・ω・`)
この間はちょっと寒いくらいに気温が下がったのになー。
東京より暑いってどうなの。
久しぶりにblog開いたら、また広告が入っていた…(;´・ω・)
すっかり放置状態のこんなblogに来てくださって、本当にありがとうございます。
夏バテ状態で何をしていたかというと、金田一耕助まつりを開催しておりました。
最近手に入れた本↓
病院坂の首縊りの家(びょういんざかのくびくくりのいえ)
これ、小学生の時に家の本棚で見つけてあまりに恐ろしげなタイトルすぎて、ついこの間までさわれもしなかった本です。
首縊りて…(;゚Д゚)
縊りという漢字がすでに恐ろしい。
杉本一文の表紙絵と相まって怖すぎる。
今の角川の金田一耕助シリーズは、表紙が漢字一文字なので恐ろしさ半減でいいですネ(笑)
未だに怪談とか苦手で、いわゆるジョークサイトすら苦手な私にはこれぐらいがちょうどいいです。
最近話題になってたジョークサイト→人のLINEが覗き見れる!?
LINEいじめのこわさを啓発するサイトなんですが、最後が本当に怖い…
奇妙な婚礼の記念写真の依頼から始まって、風鈴に見立てた生首(!!!!)の飾られた殺人、誘拐された名家の一人娘、薄幸の美少女の失踪、そして迷宮入り…と続き、いったん事件は終結します。
その後、昭和48年に再び事件が起こります。
そののちは息も継がせぬ展開が続き…といきたいところなんですが、結構息継ぎの機会多い(笑)
初期のシリーズから比べるとわりと冗長かな…?
振り返ってみると、この情報は別に必要じゃなかったんじゃ?というのが多かった気がします。
(きちんと読み返したらまた別の感想になるかもしれないけど)
でもこの話、すごく好きです。
金田一耕助最後の事件…ということで、50歳を超えた(!)耕助が切ない。
いや歳とったのが悲しいわけではなくて、私立探偵として深淵を覗き続けた耕助の心がどうにも切ないのです。
「怪物と闘う者は、その過程で自らが怪物と化さぬよう心せよ。おまえが長く深淵を覗くならば、深淵もまた等しくおまえを見返すのだ。」
耕助は深淵へ堕ちていったわけではないですけれども、こちらにとどまり続けるために支払った代償はいかほどかと思うのです。
下巻の拾遺がもうね、もうね…(;ω;)
病院坂の首縊りの家 (上) (角川文庫―金田一耕助ファイル)
- 作者: 横溝 正史
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 1996/01
- メディア: 文庫
悪魔が来りて笛を吹く
金田一シリーズ、悪魔とつくの多すぎ…(;´・ω・)
これも長らく未読だった本。
どの悪魔を持っているのか、本屋で忘れちゃうのよ!(記憶力悪い)
戦後すぐ、いまだ焼け跡ばかりが目立つころ…
とうから没落しかかっていた元子爵家の当主、椿英輔が自殺した。
しかし彼は悪魔として甦り、一族に恐怖を撒き散らす。
元子爵の自殺理由は?
悪魔は椿英輔なのか、それともほかのものなのか?
みたいな話です。
これは没落してゆく元貴族の家の描写がもうとても面白くて。
いくつになってもお姫さまのままの秌子(あきこ/以下秋子と表記)さまとかね。
無能力者のうえ、欲深さから幼児なみの論理を繰り広げる新宮利彦元子爵とかね。
(ちなみに彼は秋子さまの兄)
玉虫元伯爵は、旧字体で玉蟲伯爵と書くとかっこいいけど、新字体だと間が抜けすぎてる…
ここは蟲表記にすべきだったよね、なんでそうしなかったのかね…(´・ω・`)とかね。
悪魔の正体は、勘のいい人なら途中でわかっちゃうだろうというレベル。
(私はわかりませんでしたとも…)
でも謎解きより、貴族の没落描写がメインだからいいのです。(私見)
みそっぱがかわいいという描写に、非常に非常に時代を感じました…
今ならありえないよねえ…
そのほか、
とか
などを再読しておりました。
金田一耕助、めちゃくちゃ面白いんだけど、こればっかり読んでいるとほかの小説が読めなくなるのが難点…
頽廃愉しい~~~から抜け出せなくなるの…(´・ω・`)
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