Tuesday March 01 2016 category:映画/TV
オズの魔法使
なぜかセピア色ではじまる映画…
もちろん、オズに着いたとたん、世界は色づくのです。
有名な児童文学である原作は誰しも知っているよね…と思ったら、うちの子はタイトルすら知らなかった(驚愕)
(いや、彼がそもそも児童文学を読むような子供じゃなかったせいもあるのですが)
今回調べて初めて知ったのですが、原作の出版は1900年。
いちばん有名な、ジュディ・ガーランドがドロシーを演ずる映画は、1939年。
古い…これは知らなくてもしょうがないかもしれない…(-ω-;)
非常に手短にあらすじを説明すると…
竜巻で魔法の国へ飛ばされたドロシーは、カンザスにある家に帰してもらえるよう、大魔法使いオズにお願いしに行くことに。
途中で出会う、脳みそがないと嘆くカカシ、ハートを失くしたブリキの木こり、臆病なライオンもそれぞれ、「知恵」「心」「勇気」をもらうために、ドロシーと一緒に出掛けます。
4人は力を合わせ、ようやくオズに会えたのですが…
といった感じの話です。(すごく乱暴なあらすじだな…)
↑このシーン、本当はフルカラーなんです
優れた児童文学の常として「物語は古びない(と個人的に信じている)」のですが…
現代日本では『児童文学』といわれる本の出版数も多いですし、子供の娯楽としては、そもそも読書以外にもたくさん楽しいことがあるし、本ばっかり読んでるわけにはいかないでしょう。
(私も「今」子供だったら、本よりゲームに夢中な子供だと思います…)
古い本はなかなか手に取ってもらえない運命なのかもしれません。
そういやいわゆる「世界名作全集」みたいなものって、近頃見ないですね。
あれ、子供が古典を読むいいきっかけだと思うんだけどなあ…
『80日間世界一周』とか『ロビンソン・クルーソー』とか『若草物語』とか『悪童日記』とか『白い牙』とか『ファーブル昆虫記』とか『シートン動物記』とか『銀のスケートぐつ』とか『ハイジ』とか『ニルスのふしぎな旅』とか『ピーターパン』とか『クオレ』とか…
おもしろいと思うんだけどなあ!
…本題から話がずれていく(笑)
今回もBS1で放映されたのを録画で観たのですが、明らかに背景とあっていない人物の動き(合成?)、セットもいかにも作り物だし、なんていう古さなんだ!と、モノクロ(セピア)のシーンでは思いました。
しかし、小説と同じく映画も名作は時代を超えるのでした。
フルカラーになった途端、画面が躍動するかのように生き生きと輝きだしたのです。
子供の頃に思い描いていたまんまのオズの世界が、画面の中に再現されてる!
北の仙女(善き魔女)のドレスときたら、おお…!
大人がこんなかわいいドレス着ていいのか!
カカシもブリキの木こりも臆病なライオンも、動きがそのものなんだもの!
しかも、ライオンかわいすぎるし…(*'v`)
ドロシーも最初はでかすぎじゃないか…などと思っていたのですが、最後にはこのドロシーしか考えられない!となっていました。
ちょっと大仰な演技が古めかしい画面とあっていて、とてもキュート。
ああ、なんてかわいいの。
ミュージカルなので、適当に歌がはさまるのですが、このタイミングがまたすばらしい…!
どの曲も好きですが、『オズの魔法使いに会いに行こう』がいちばん好きです。
リズムにあった軽妙なマイムがたまらなくステキ。
『虹の彼方に』はもちろん素晴らしいです。
虹の彼方に、もっと素敵な世界がある…って、女の子が一度は夢見る世界じゃないですか!(そうでもない?)
原作からは微妙に改変されている箇所…
『ルビーの靴』(原作では『銀の靴』)、赤い靴って、別の童話じゃん!って内心突っ込んでましたけど、確かにドロシーの足元がアップになった時に映えるのですよね。
これは仕方がない…
カカシ・木こり・ライオンがそれぞれ、終盤にもらったものも全く違う!
ええー…ちくちくした脳みそじゃないの…おがくずのつまったハートじゃないの…勇気の出る薬じゃないの…(´・ω・`)
針(釘だったかしら)のつまった脳みそって、子供心にもインパクトあったんで、ここは譲れない気がします。
そしてそして…夢オチなの~!?(容赦のないネタバレなので白文字にしてみました)
他にもいろいろありましたが、ドロシーがかかとを3回打ち付けて「おうちに帰りたい」っていうシーンが子供のころ真似したまんまだったので、もうそれでいいやー(*'▽`)という気持ちに。
そして、トトがいい演技していて、完全猫派の私ですが、小犬もいいかもしれん…と思いかけました(笑)
ブリキの木こりが最後に「こころが張り裂けそう」と言うシーン、ここがたまらなくすてきでした…
みんな欲しかったものが得られたんだね…
この映画もいつか大きなスクリーンで観られたらいいなあ!
その時は字幕になるのかしら…?
字幕で観てみたい気持ちと、やっぱり吹き替えがいいような気持ちと…うーん、選べないなあ。
実際上映されるのはどちらか一方だろうし、私が悩むことではないんですけど(笑)
オズシリーズは、『オズの魔法使い』と『オズの虹の国』しか読んだことがないので、見つけたらほかのも読んでみたいな。
もちろん、オズに着いたとたん、世界は色づくのです。
有名な児童文学である原作は誰しも知っているよね…と思ったら、うちの子はタイトルすら知らなかった(驚愕)
(いや、彼がそもそも児童文学を読むような子供じゃなかったせいもあるのですが)
今回調べて初めて知ったのですが、原作の出版は1900年。
いちばん有名な、ジュディ・ガーランドがドロシーを演ずる映画は、1939年。
古い…これは知らなくてもしょうがないかもしれない…(-ω-;)
非常に手短にあらすじを説明すると…
竜巻で魔法の国へ飛ばされたドロシーは、カンザスにある家に帰してもらえるよう、大魔法使いオズにお願いしに行くことに。
途中で出会う、脳みそがないと嘆くカカシ、ハートを失くしたブリキの木こり、臆病なライオンもそれぞれ、「知恵」「心」「勇気」をもらうために、ドロシーと一緒に出掛けます。
4人は力を合わせ、ようやくオズに会えたのですが…
といった感じの話です。(すごく乱暴なあらすじだな…)
↑このシーン、本当はフルカラーなんです
優れた児童文学の常として「物語は古びない(と個人的に信じている)」のですが…
現代日本では『児童文学』といわれる本の出版数も多いですし、子供の娯楽としては、そもそも読書以外にもたくさん楽しいことがあるし、本ばっかり読んでるわけにはいかないでしょう。
(私も「今」子供だったら、本よりゲームに夢中な子供だと思います…)
古い本はなかなか手に取ってもらえない運命なのかもしれません。
そういやいわゆる「世界名作全集」みたいなものって、近頃見ないですね。
あれ、子供が古典を読むいいきっかけだと思うんだけどなあ…
『80日間世界一周』とか『ロビンソン・クルーソー』とか『若草物語』とか『悪童日記』とか『白い牙』とか『ファーブル昆虫記』とか『シートン動物記』とか『銀のスケートぐつ』とか『ハイジ』とか『ニルスのふしぎな旅』とか『ピーターパン』とか『クオレ』とか…
おもしろいと思うんだけどなあ!
…本題から話がずれていく(笑)
今回もBS1で放映されたのを録画で観たのですが、明らかに背景とあっていない人物の動き(合成?)、セットもいかにも作り物だし、なんていう古さなんだ!と、モノクロ(セピア)のシーンでは思いました。
しかし、小説と同じく映画も名作は時代を超えるのでした。
フルカラーになった途端、画面が躍動するかのように生き生きと輝きだしたのです。
子供の頃に思い描いていたまんまのオズの世界が、画面の中に再現されてる!
北の仙女(善き魔女)のドレスときたら、おお…!
大人がこんなかわいいドレス着ていいのか!
カカシもブリキの木こりも臆病なライオンも、動きがそのものなんだもの!
しかも、ライオンかわいすぎるし…(*'v`)
ドロシーも最初はでかすぎじゃないか…などと思っていたのですが、最後にはこのドロシーしか考えられない!となっていました。
ちょっと大仰な演技が古めかしい画面とあっていて、とてもキュート。
ああ、なんてかわいいの。
ミュージカルなので、適当に歌がはさまるのですが、このタイミングがまたすばらしい…!
どの曲も好きですが、『オズの魔法使いに会いに行こう』がいちばん好きです。
リズムにあった軽妙なマイムがたまらなくステキ。
『虹の彼方に』はもちろん素晴らしいです。
虹の彼方に、もっと素敵な世界がある…って、女の子が一度は夢見る世界じゃないですか!(そうでもない?)
原作からは微妙に改変されている箇所…
『ルビーの靴』(原作では『銀の靴』)、赤い靴って、別の童話じゃん!って内心突っ込んでましたけど、確かにドロシーの足元がアップになった時に映えるのですよね。
これは仕方がない…
カカシ・木こり・ライオンがそれぞれ、終盤にもらったものも全く違う!
ええー…ちくちくした脳みそじゃないの…おがくずのつまったハートじゃないの…勇気の出る薬じゃないの…(´・ω・`)
針(釘だったかしら)のつまった脳みそって、子供心にもインパクトあったんで、ここは譲れない気がします。
そしてそして…夢オチなの~!?(容赦のないネタバレなので白文字にしてみました)
他にもいろいろありましたが、ドロシーがかかとを3回打ち付けて「おうちに帰りたい」っていうシーンが子供のころ真似したまんまだったので、もうそれでいいやー(*'▽`)という気持ちに。
そして、トトがいい演技していて、完全猫派の私ですが、小犬もいいかもしれん…と思いかけました(笑)
ブリキの木こりが最後に「こころが張り裂けそう」と言うシーン、ここがたまらなくすてきでした…
みんな欲しかったものが得られたんだね…
この映画もいつか大きなスクリーンで観られたらいいなあ!
その時は字幕になるのかしら…?
字幕で観てみたい気持ちと、やっぱり吹き替えがいいような気持ちと…うーん、選べないなあ。
実際上映されるのはどちらか一方だろうし、私が悩むことではないんですけど(笑)
オズシリーズは、『オズの魔法使い』と『オズの虹の国』しか読んだことがないので、見つけたらほかのも読んでみたいな。
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